展覧会情報(石井抱旦先生、小川移山先生)
2020年、あけましておめでとうございます。新春恒例の展覧会を二つご紹介いたします。
2020年、あけましておめでとうございます。
昨年9月にオープンして以来、少しずつアクセス数も増えてきました。もっと多くのみなさまに、「書からアートへの飛躍」という、まだジャンルの名前もついていないければ、やっているアーティストも少ししかいない、このワクワクするムーブメントをご紹介していきたいと、決意を新たにしております。
さて、新春恒例の展覧会を二つご紹介いたします。
ひとつめは、1月7日13時から石井抱旦先生の席上揮毫が必見の、「2020現代の書 新春展 ー今いきづく墨の華ー」。この展覧会は、東京銀座の和光ホールとセントラルミュージアムを会場に開催される毎年恒例の新春展です。「和光ホール23人展」、「セントラル会場100人展」と題し、総勢123人の作品を一堂に紹介されるとのこと。石井先生を激写している女性がいましたら私ですのでお声がけください(笑)。
期間:2020年1月3日(金)~9日(木)入場無料
【和光ホール23人展】
◇場 所 :和光 本館6階(東京都中央区銀座4-5-11)
◇時 間 :10:30~19:00(3日は正午~18:00、9日は17:00閉場)
◇ギャラリートーク&サイン会 [各日 15:00~]
6日(月):鬼頭墨峻(漢字)
7日(火):室井玄聳(漢字)
8日(水):下谷洋子(かな)
9日(木):船本芳雲(近代詩文書)
【セントラル会場100人展】
◇場 所 :セントラルミュージアム銀座(東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館5階)
◇時 間 :10:00~18:00(3日は正午~18:00、9日は17:00閉場)
◇席上揮毫 [各日 13:00~]
6日(月):鎌田紗和(近代詩文書)、澤江抱石(大字書)
鈴木一敬(漢字)
7日(火):石井抱旦(前衛書)、小山對山(近代詩文書)
竹田晃堂(かな)
◇作品解説 [各日 13:00~]
8日(水):尾崎 學(大字書)、竹市求仙(刻字)
那須大卿(篆刻)、福田鷲峰(近代詩文書)
9日(木):半田藤扇(漢字)、丸尾鎌使(前衛書)
吉田久美子(かな)
もうひとつの展覧会は、小川移山先生の個展「断像2020 秘すれば花 part1 / 心如工画師Ⅲ」です。「秘すれば花」は、世阿弥の言葉。「心如工画師」とは華厳経に書かれている言葉で「心はたくみなる絵師のごとし」と読みます。時空を超越した仏の存在を説いた経典で、画家が絵を描くように、心が見えている世界を作り上げている、そんな心の働きの大きさのことなどを表している言葉だそうです。毎年個展を一年に何回も開催されている小川先生。今年も既に5回開催が決まっておられるとのことです。毎回新作を制作しておられ、その創作意欲とインスピレーションには本当に驚かされます。作家と話しながら作品を実際にご覧いただくチャンスですので、ぜひお運びください。
【画廊企画小川移山展「断像2020 秘すれば花 part1 / 心如工画師Ⅲ」】
◇期間:2020年1月5日(日)~15日(水)入場無料
◇時間:11:00〜18:00(10日金曜日はお休み、最終日は16時終了ですのでご注意ください)
◇場所:d-lab gallery (埼玉県入間市豊岡5-2-15 101A)
入間市駅改札を出て直進、陸橋を渡り、徒歩10分。中国料理店「麒麟」並び。